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持続可能なココアの希望のある未来 

Cocoa Life(ココアライフ)プログラムを通して、カーギルとモンデリーズ・インターナショナルは、世界中で責任のあるココアのサプライチェーンを確立するために取り組んでいます。

January 01, 2015

ココアの世界的な需要は増加しています。世界の食料供給の他の主要な作物とは異なり、多くの場合ココアは依然として小規模の家族経営農場で生産されています。これらの農家の多くが高齢化、生産性の低い木、最新の収穫技術への制限されたアクセス、財源、マーケティング手法に苦しんでいます。ここ数十年間、ココア農業は生産性において大幅な増加が見られていません。

このパターンを変えるため、カーギルと世界的な食品メーカーであるモンデリーズ・インターナショナルは、小規模農家に新たな機会をもたらし、生産性、そして収益を増加させるために必要な知識やリソースを小規模農家に身に付けてもらうことを目標とした革新的なプログラムで提携しています。

モンデリーズの「Cocoa Life」(ココアライフ)プログラムは、西アフリカ、アジア太平洋地域、およびその他の主要な地域において持続可能なココア生産を開発するための総合的な取り組みで、4億米ドル規模のプログラムです。「Cocoa Life」(ココアライフ)プログラムは、農業、地域社会、生計、若者、環境を重視することにより、ココアの生産に携わるコミュニティで成功するように農業従事者を育成することを目指しています。一流のチョコレート企業として、モンデリーズ・インターナショナルは最終的に同社のすべてのココアを持続的に調達することを目標としています。

2012年、カーギルは「Cargill Cocoa Promise」(カーギルココアプロミス)を立ち上げました。これは、南アメリカ、アフリカ、およびアジアにおいて農業従事者の収益を上げ、地域社会との関わりを強化し、農場の支援を改善するためのカーギルの取り組みを示すものです。類似の目標を持つモンデリーズ・インターナショナルは、同年カーギルと提携し、コートジボワールで共同プログラムを開始し、2014年には、インドネシアのスラウェシ島でもプログラムを立ち上げました。

「チームワークなくして持続可能なココアプログラムを生み出すことはできません」
— モンデリーズ・インターナショナル「Cocoa Life」(ココアライフ)プログラム、国担当主任ムバロ・ニディヤ

現在、モンデリーズ・インターナショナルとカーギルの関係は、「Cocoa Life」(ココアライフ)プログラムがいかにしてサプライチェーンのパートナーシップを築いているかを示す手本となっています。これらのパートナーシップは、ベストプラクティスを共有し、持続的に運営を行い、相乗効果を生み出し、幅広い能力を活用するために必要不可欠です。

2022年までに「Cocoa Life」(ココアライフ)プログラムは、6ヶ国において、200,000人を超える農業従事者の方を育成し、100万人を超える人々にメリットを提供する予定です。この取り組みは、カーギルとモンデリーズの事業計画に組み込まれるようになり、農業従事者の生活を改善し、ココアの持続可能な未来を確保するための共通の取り組みを強化しています。