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フードバンクを拡大し飢餓と闘う

世界中で、カーギルとの共同チームがより栄養価が高い食事を開発し、廃棄物を抑えて、栄養が必要な何百万もの人々を助けています。

January 01, 2015

世界のすべての人が生きるために必要な食糧はありますが、国連は現在およそ8億人、つまりおよそ9人に1人が栄養不足状態にあると推定しています。多くは発展途上国に住む人々で、14%を超える人口が、必要とされるエネルギーを摂取できていません。

Global FoodBanking Network(GFN)の設立メンバーであるカーギルは、140万米ドルを超える支援を行い、新たなフードバンクネットワークをインド、メキシコ、トルコ、ルーマニア、南アフリカ、ウクライナに整備し、他にもアルゼンチン、カナダ、ハンガリー、ポーランド、スペインのフードバンクも拡大するサポートを行ってきました。こうしたパートナーシップの結果、以前は廃棄されていた何百万ポンドもの食糧を確保し配布することができるようになったのです。

世界の栄養不足の子どもたちの半数近くがインドに住んでいます。インドでは、カーギルが主となり、すべての人々が安全で栄養のある手頃な食糧を手に入れられるよう取り組んでいます。2013年、Cargill IndiaはIndia Food Banking Network(IFBN)と提携し、デリーに初めてのフードバンクを設立しました。運営を始めた最初の年には、110万食を1万人の人々に提供しました。

European Federation of Food Banks(FEBA、Federation Europeenne des Banques Alimentaires)に対しカーギルが資金、製品提供、従業員のボランティア、専門家などによる支援を行い、ヨーロッパ全体の国立フードバンクの業務をサポートしています。2014年には、カーギルの従業員が食品の安全性から文書管理までの幅広い範囲にわたるベストプラクティスについてのトレーニングに参加しました。また、FEBAのパートナー組織の支援も行い、イギリスのマージーサイドに新たなフードバンクを設立しました。現在この場所では、110万食を超える十分な食糧を供給できています。この量は英国で働くカーギル従業員の1週間分の食糧にあたります。

Food Bank Inpage
年間を通じて、カーギルの従業員はさまざまなFareShareフードバンクでボランティア活動をしています。英国内の62,200人以上に食事を配布しているこのロンドン倉庫などでも活動しています。

カーギルとFeeding Americaとの提携は25年目を迎えていますが、まだまだ成長を続けています。カーギルは、さまざまなプロジェクトやプログラム、資金調達、ボランティア、製品提供を通じてFeeding Americaを支援しています。200以上のフードバンク会員によるネットワークを通じ、Feeding Americaは米国全土の61,000の飢餓救済組織に食糧を提供しています。

最近では、カーギルのホライズン・ミリング事業でKrogerと提携しました。Krogerは米国中西部を拠点にする食料品店グループで、これまでに最大の量の小麦粉をFeeding Americaに提供している企業です。2ポンド入りの小麦粉を18万袋以上、国中のフードバンクネットワークに提供しました。

公的セクター/民間セクターを問わないカーギルの共同事業は、カーギルの、世界的な食の安全性を達成するという取り組みの重要な一要素です。カーギルとパートナー組織とが共同で長期的な飢餓の解決方法を模索している中、食糧の地方への輸送を改善することができました。