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コーティング用澱粉C☆iFilm®で費用削減 

効率化を実現し、環境に優しい製品を求める需要に応えられるよう製紙業界を支援するため、カーギルは次世代の澱粉由来のコーティングを開発しています。

January 01, 2015

製紙業者は、経済問題に直面しています。方眼紙の市場の需要は減少していますが、製造原価は上昇し続けています。コーティング用澱粉の市場をリードするカーギルは、業界のパートナーが競争力を保てるようサポートするため、費用効率と環境への影響を重視し、紙用の澱粉コーティングの製品ラインを拡大しました。

紙用コーティングの主な成分は、高価な油性結合剤であるラテックスです。業界ではラテックスを澱粉で補うことは一般的ですが、安定性と一貫性に関する問題があるため、お客様はラテックスの代わりに澱粉に完全移行することに抵抗を持っていらっしゃいました。この制限を克服するため、ヨーロッパで事業を行っているカーギルの澱粉および甘味料事業部門は、環境に配慮した材料で製造された独自のコーティング用澱粉の製品ライン、C☆iFilm®を開発しました。

この新製品は優れた安定性と紙質を維持しつつ、ラテックス製結合剤に取って代わることに成功しました。これは、大幅な費用削減につながり、お客様は1年あたり12万ドルから120万ドルの費用削減を実現しています。

費用面でのメリットに加え、コーティングの調合においてラテックスの成分を低減することにより、再生可能原料が使用されたこの新製品は、環境に優しい製品を求めるお客様の要求にも応えています。

「当社はお客様に、お客様にとってメリットのある新製品を提供する可能性が最も高い企業はカーギルである、と信用していただきたいと思っています」
—カーギルCEO、グレッグ・ペイジ

2012年以降、コーティング用澱粉C☆iFilmは、総製造原価を削減し、安定性を向上するため、業界全体を支援しています。ただし、これは絶え間なく変化し続ける市場で製紙業者のお客様が競争性を保てるよう支援するカーギルの多くの取り組みのひとつにすぎません。

C Star I Film Inpage カーギルの社員であるドーガン・シバスリーギルさん(左)とティモ・マカライネンさんに、2012年Achievers Circle Awardが贈られました。これは、革新的なC☆iFilmソリューションを称賛する賞です。