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Alberger® ソルトの事業を広げる 

カーギルは、数世紀にわたって続けられてきた製法の価値を認めつつ、さらに多くのお客様に自社特製の塩ブランドのメリットを活用していただけるよう支援しています。 

January 01, 2015

長年にわたり、Alberger® ソルトを肉やソースに加えたり、マルガリータのグラスの縁に付けたりすると、独自の風味が広がるということはよく知られていました。カーギルは 1997 年に、北米にある Akzo Nobel 社の塩事業部門を買収したときに、Alberger の塩ブランドも買い取りました。特製の塩を作る工程についてはほとんど知られていませんでしたが、

カーギルの研究者と技術者は、この工程の背景にある科学的な仕組みをすぐにつきとめました。多面体の中空ダイアモンドの形をした独特の結晶構造は Alberger 蒸発工程の結果生じたものです。1880 年代に開発した Louis Alberger 氏にちなんでその名前が付けられました。精製された塩水は、地下の堆積物からくみ上げられ、ふたのない平らななべに入れられて、ゆっくりと揺り動かされます。この製法で蒸発を制御すると、塩は有名な Diamond Crystal® Kosher Salt などのようなフレーク状になります。

Diamond Crystal Kosher Salt は、この方法で作られた唯一のコーシャーソルトです。ニューヨーク市のユダヤ人社会にある総菜販売店、食品雑貨店、飲食店の間で人気になりました。きめが粗くて軽く、フレーク状の Diamond Crystal ソルトは食品にくっつきやすく、溶けやすくて簡単に混ざります。

カーギルは、製品を自社の厳しい安全基準に適合させるため、Alberger ソルトの工程をいくつか改良しました。工程を改良して現代の安全性および運用に関する基準に合わせることにより、カーギルは Alberger ソルトの製法に関する独自の知識を手に入れ、その工程を企業秘密として保護することができるようになりました。それ以来、カーギルの塩事業では、蒸発処理で粒状に仕上げた塩よりも塩の風味が強い、Alberger ソルトの結晶の大きな利点を市場に売り出してきました。

今日、Alberger ブランドの塩は、世界中の大手のスナック製造業者によって風味を損なうことなく塩分を減らすことができる効果的なツールとして認められています。その工程で作られた独特な塩 Diamond Crystal Kosher Salt は今でもとても人気があり、国中のどこの食品雑貨店でも買い求めることができます。

Alberger Salt Inpage

1880 年代に初めて紹介されて以来、Alberger ソルトは特にユダヤ人文化で人気を博してきました。ブレット・ライヒラー氏は、この特製の塩を愛用する数多いコーシャー料理人のうちのひとりです。